通わないミュオタの限界記憶備忘録

ミュオタ歴は長いながらも公演に何度も通わないほぼお茶の間ファンであるするめが、それでもそのたった1回の観劇体験を忘れないためにつける備忘録

WEST SIDE STORY Season1 2020/01/12/Sun. マチネ

IHIステージアラウンド東京

 

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 噂には聞いていたぐるぐる、初体験でした。「いやいや客席じゃなくて盆を回せばええやないかーい!」みたいな感想を抱くと思いきや、客席が回るのを意外と楽しんでしまった。でもイコール劇場の良さにつながるのかっていうとそうではなくて、トイレの動線は半端なく悪いし、劇場内もなんか知らんが簡素過ぎてびっくりしちゃったし(梅芸のゴー☆ジャスな内装に慣れてしまった女)、なんか座席めっちゃ狭い気がするし。客席が回るのはちょっと楽しかったけど、なぜ盆じゃなくて客席を回すことになったのか知りたい。電気代とかお金かかりそうよね。

 

 

<概要>

舞台は、1950年代後半のニューヨーク、マンハッタンのウエストサイド。セントラルパークを挟んで、イーストサイドが高級住宅街で、ウエストサイドには多くの移民が住んでいた時代の物語。
この頃のニューヨークは、世界中から多くの移民が夢と富を求めて集まってきた時代だった。彼らはそれぞれギャング集団を作り、お互いに敵対し合う。しかし、ポーランド系移民のトニーと、プエルトリコ系移民のマリアは偶然出会い、激しい恋に落ちてしまう。禁断の愛は多くの人を巻き込み、悲劇の連鎖を生む…。

シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」に着想を得た作品。偏見、暴力の世界で生き抜いていくために恋にもがく作品であると、この作品の脚本家、アーサー・ローレンツは言う。(公式サイトhttps://www.tbs.co.jp/stagearound/wss360_1/about/

 

 

 

 泣く子も黙るバーンスタインの往年の名作がSeason1~3まで、キャストを変えてじっくり楽しめる仕様で上演されます。私はマリアのWキャスト、笹本玲奈さんが大好きなので彼女をお目当てにSeason1を観に行きました。このご時世にこの古き名作が公演として打たれた理由は何となく察することはできますが、ミュージカル畑の外から人気者をよっこいしょと引っ張って来なければいけなかった理由はいまいち分からない。恐らく版権を借りるのに莫大なお金はかかっているでしょうし、だからこそ長期間の公演で利益を取って、なおかつ人気者を連れてきて(言い方は悪いですが客寄せパンダとして)キャスティングしたっていう行動原理は理解できるんですけど。ウエストサイドストーリーである必要ありますか?往年の名作にはガッツリ作品ファンが付いてるんだから、キャスティングで冒険しない方が絶対よかったのにな~と思っちゃう。人種、偏見、暴力は確かに現在でも取りざたされている問題ではありますが、ウエストサイドストーリーじゃなくても、ほかにも作品はあるし、無理して版権借りてキャスティングは冒険って、誰得なん?音楽は勿論いいし、胸に迫るストーリー展開ではあるけど、たぶんあまりミュージカルに触れたことがない客層からしたら、かなり古めかしい作品じゃないかな~。名作ではあるけど、ビギナー向けではない気がする。

 

と、キャスティング批判みたいなことをしてしまいましたが(いつもしてるでしょ)、私が観た回のキャストさんは皆さん素晴らしかったです!

 

 

 

*トニー/蒼井翔太さん

 ミュージカル「王家の紋章」にて宮野真守さんを拝見していて、彼の歌唱力には安心感を持っていたので本当はマモトニーで観たかったのですが日程の関係で蒼井トニーに。宮野さんを拝見した時も思ったのですが、声だけで感情を表現することができる声優さんって、実はとても舞台向きなのでは?これすでに皆さんご周知の常識だったりするのかな?劇場ってどうしても顔が見えない席がほとんどで、その状況でどのように客席全体に伝えられるのかって役者の皆さんにとって課題の1つだと思うんですけど、その点蒼井さんは声だけでも演技が完成されてました。顔が見えなくてもどんな顔で、どんな気持ちなのか手に取るように分かるの、良いですよね。

 歌は音程がとても安定していて安心感あり。低音はポップスの歌い方なのに、高音で急にミュージカル発声になっていい意味でびっくりしました。悪く言えば歌い方にムラがあるんですけど、決めるときに絶対決められる安心感がありました。トニーの高音も絶対外さなかったし。

 歌も良かったのですが、私が蒼井トニーで1番好きだったのが、物語の終盤、怒り狂ってチノを探し回るところ。先ほど声優さんならではの声の演技について述べましたが、動作としてはただ歩き回ってチノを探すだけ。そのなかでどれくらいの怒りとか憎しみとかを込められるのかってとても難しそうなのですが、蒼井トニーからは見てて苦しくなるくらい彼の混乱した心のうちが伝わってきました。ミュージカル「デスノート」の初演で、浦井健治さん演じる月の「死にたくない!」ともがき続ける演技を見て驚愕した時のことを思い出しました。蒼井さんの月もめっちゃ見たい!ああいう、見ているこっちが舞台上に引きずり込まれそうになる狂いっぷりは何度でも見たい。そういえば、Wキャストの宮野さんはアニメ版の月だし、ミュージカル版の月・浦井健治氏と柿澤勇人氏はSeason3のトニーじゃんね。わろた!

 蒼井さんの回だから、劇場のほとんどが蒼井さんのファンだったりして!と思ってたら、周りの女性の会話がほぼ皆「しょーたんは~」「しょーたんが~」だったので、いや人気すご!となってしまった。

 

*マリア/笹本玲奈さん

 「ジキル&ハイド」で娼婦を、「マリー・アントワネット」で王妃を演じたと思ったら、なんと次は往年の名作のヒロインですよ。振り幅よ。正直情報解禁当初は、うーんすごいけどアニータが見たかったかなあ~とか思っていましたが、彼女がマリアを演じる理由には彼女のお父様のことがあったらしく。(笹本玲奈さんインスタグラムhttps://www.instagram.com/p/B6umXGxFSfT/?utm_source=ig_web_copy_link)役選びに慎重なところは彼女の好きなところの1つです。

 結婚を経て現在は1児の母である玲奈ちゃんがうら若いヒロインを演じるには、正直年齢差がありすぎるのでは?的な不安はすぐに打ち消されました。なんて幼くて可愛らしいマリア!歌唱発表のときには、マリアにしてはソプラノに深みがあるかな~うまいけど、と思っていたのですが、まるっきり変わって少女のソプラノに、柔らかく響く高音になっていました。推しがすごくてごはんもうまいわ。マリア、想像以上に高音ゾーンがいっぱいあって、「ウエーン玲奈ちゃん大丈夫かな!!!」(自慢の推しを心配すな信頼しろ)みたいなハチャメチャ感情を抱きそうになったりもしましたがすべて杞憂に終わり、普通に歌がうまいかわいいマリアでした。あーん大好き。「アイ・フィール・プリティ」、やばやばのやばだったじゃないです???あかん工藤、語彙力が消滅してまう!

 マリアの醍醐味(?)と言えばラストのシーンですが、さすがは拳銃を持った回数ならミュ界でもトップを争えるであろう(ほんまに?)玲奈ちゃん。悲しみの歌唱(ちょっぴりジキハイのエマを思い出して、ぴえん、となった)、トニーへ向ける慈愛の笑み、そして周りの人間に向ける鋭い悲しみと怒り、観客にまで銃口を向けられていたよう。自分のシーンでしっかり劇場全体を支配できる力があるの、ほんとに頼もしいな~!ラブ!あと作品全体を通して、トニーとの恋模様に無茶があるというか、突っ込みどころが多いのはもはやしゃあないのですが、若気の至り感がすごくて最大限の説得力を持たせられていたのも良かったと思います。ミュージカルあるあるの、何考えてるか全然わからん系ヒロインじゃないの、すごく大事。玲奈ちゃんありがとう。

 ところで玲奈ちゃんの次の次の作品は何かな😊❓(突然の玲奈ちゃんおじさん)あと、2020年AMPHI・BRAGENIC アンバサダー決定おめでとうございます!

www.wacoal.jp

*アニータ/三森すずこさん

 みもりんアニータ良すぎてラブライブ始めるまである(始めてはない)、ってくらいスーパー超絶良かったです。声優さんとして名前だけは知っていたのですが、以前別名義で玲奈ちゃんとミュージカルで2度共演(「ミー・アンド・マイガール」、「ルドルフ ザ・ラスト・キス」)されてたとか!しかもルドルフの方は姉妹役…なんたるムネアツ再共演!実をいうと、アニータに関しても本当はウタウマ保証のある元劇団四季俳優・樋口さんのアニータが観たかったのですが、みもりん良すぎたな。

 私の性癖の話になるのですが、私的には、ウエストサイドストーリーではいかにマリアとアニータが仲良しこよしかによって萌えが変わります(恥)。笹本・三森コンビはまあ~本当に仲が良くて。アニータは、彼氏の妹だから面倒を見てあげてるんじゃ無くてマリアが可愛くて堪らなくて一緒に居るって感じだし、マリアは、きれいで面倒見のいい大好きなおねえちゃんとしてただひたすらにアニータを慕っている感じが伝わってきて、大変ニコニコしながら冒頭のシーンを拝見しました😊彼女たちの絆が深ければ深い分、「あんな男に」のシーンの辛さと感動が増すと感じています。

 アニータと言えば「アメリカ」!歌もダンスもキュートに色っぽくて最高でした!特にダンス!一緒に踊る激ウマダンサーさんたちにも見劣りせず完璧でした。そして作品最大の鬱シーンがアニータのドクの店でのシーンですが…。まじつれぇ。アニータが優しく魅力的で寛容であればあるほど辛いあのシーン。みもりんアニータは優しくて物わかりのいい素敵アニータだったので辛さマシマシ。

 とにかく、俳優さんとしてみもりんが大好きになりました!かわいいし、ダンスもうまい!そしてあの鍛えられたお背中!忘れん!!!

 

*リフ/上山竜治さん

 レミゼラブルのアンジョルラス以来のお久しぶり上山氏でした。久しぶりに見て改めて顔かっこいいな!とドキドキしてしまった。デヘヘ!!!

 リフは登場が革ジャン+タバコなのがいいですよね。彼の歌唱が大好きなのでもっと聞きたかったな~と思いつつ、あんなに踊る上山氏を見たのは初めてでレア体験。

 実は、小野田リフ、中河内ベルナルドは「クソ分かる!!!」だけど、上山水田は逆じゃね?ってずっと思ってたんですよ。でもね、逆じゃなかった。正直上山氏はベルナルドも似合いそうなんだけど、舞台に立つともうリフですよね。リフはアクションも結構あったかな?で、良い役なんだろうけど、キャラクターとしてのリフの良さがイマイチわからなくて全然見れてない…上山氏のことは好きだけれども。また別の舞台でも拝見したいです。

 

*ベルナルド/水田航生さん

 若手俳優生きるか死ぬかデスマッチが過熱するこのご時世でしぶとく生き残る、実はすごい男こと、水田(愛ゆえの敬称略)。割とベルナルドガチ恋女なので、正直メロメロです。本当は、見るからにベルナルドなガウチさんで見たいな~てか水田はリフじゃね!?って思ってたんですけど。水田ベルナルドかっこよすぎて登場即陥落しました。これが即オチ2コマか~。

  アーティーサンセット大通り以来、つまり、主人公の親友だけどぽやっとしてたらその主人公に彼女寝取られちゃった☆的なかわいそうすぎる男の役以来だったので、ギャップで目が焼かれた。アイヤー。サンセットではダンスシーンはほぼ皆無だったので分かりませんでしたが(とは言えトークショーでめぐ&壮麻に押されてのむちゃぶりダンスは見たことある)、めちゃめちゃダンスうまいや~ん♡しなやかで、でもキレてて、足もあんな上がるのね、みじゅた…!という気持ち。踊れる人が踊る役で輝いてるの、本当に最高~!!!もう劇中全力でマリアとアニータになりたかったもんな。私もおニューのドレスでベルナルドに抱き上げられて「きれいだ」って微笑まれたいし、ドレスの丈について過保護に突っ込まれたいし、ドレスのチャック上げてもらいたいし(このシーンは幻覚な気がしている)、ダンスのパートナーとして選ばれたいし、いかなる時も肩抱かれたいじゃん!?夢女発動すな。

 

*アンサンブルさん

 んま~田中里佳さんのロザリアがウタウマ過ぎて良かったね!あのハリのある声とつるっと出る高音と声の響き~!

 チノは映画のイメージではもっともさっとしてて、いかにも冴えないもてなさそうなイメージだったのに、高原紳輔さんが演じてしまうことで普通にかっこいいチノになってしまい……マリア、チノでええやん…となってしまうという…。

 リフの彼女・グラッツィエーラ(ですよね?)の酒井比那さんの、ダンスは勿論、あの美しい背中とくびれが忘れられない…神スタイルや~!

 ジェッツの男たちは本当に楽しそうでしたね。個性豊かで、歌もダンスも山盛りでほぼプリンシパルやん!めちゃ気になったのですが、バイクに乗ってる役者さんは本当にバイク免許持ってる人だけなんですかね?エニィバディズの伊藤かの子さんの天使の歌声、ウィーン少年合唱団!?ってなったよね、天国で聞く歌声やん。

 体育館のシーンは、あれでいいんですか!?めっちゃスベってたけど…毎回あんなかんじなのかな、強心臓やん。(ただの悪口になってしまった)

 

 

 

(以下、ネタバレなような、ネタバレじゃないような↓)

 

 と、薄いものを引き延ばしたような感想になってしまいましたが、キャストの皆さんは本当に大満足でした。ずっこけそうになる瞬間がない!

 Twitterでも少し話題になってましたが、映画版とは少しラストが違いますよね。あの演出変更の意図って何なんでしょう?私は割と、地獄に突き落とされる絶望系フィナーレ(例:ミス・サイゴン、ジキハイなど)が大好物なのであれはあれでいいと思うんですけど。でも演劇って何かしら伝えたいメッセージがあって上演されるはずだから、少しでもトニーやマリアやドクが望んだ世界への小さな第一歩が垣間見えることを示したかったのなら、あの演出変更は謎かな、と思ってしまいました。あの最後の年号も、情弱マンは説明が無いと何を示されているのかわからないよ~う😢

 そして改めて、音楽が素晴らしいなと。どうあがいても「トゥナイト」は色あせないデュエットの名曲だし、「トゥナイト(四重奏)」は入りから展開からラストまでバチバチに好みで聞いてるだけでワクワクできる。「ジェッツ・ソング」も「アメリカ」も聞くだけで頭の中で場面がぐわっとよみがえって、心を沸き立たせられます。

 名作であることは確かなので、どうにか現代でも通じる、初見でも分かりやすく根幹のメッセージを受け取れるような演出ができればいいけど、難しいですよね~。事前学習はすればするほど理解が深まって楽しめるけど、それなしでも楽しめるくらい敷居下げた作品にするのも大事じゃないかな~と思ったりもする。

【生き恥曝し⑥】モーツァルト! 2015/1/6/Sat. ソワレ

 ブログ移行に伴い、当時17歳の小娘が書いた記事を持ってきました。恥。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3階1列上手側       ☆ネタバレあり☆

☆自分の頭を整理するために、当たり前のことを書きまくってます。支離滅裂☆

☆最後らへんにキャスト感想☆


/約2ヶ月前やないか\


\すんません…/
      (´・ω・`)



*STORY*
幼き頃より“神童”と謳われたヴォルフガング・モーツァルト井上芳雄/山崎育三郎 Wキャスト)は、音楽家として過大な期待を寄せる父親のレオポルト市村正親)や姉ナンネール(花總まり)、ヴォルフガングの才能の独占を図るザルツブルクの領主であるコロレド大司教山口祐一郎)らに囲まれ、本当の自分と周囲のイメージとの差に戸惑う日々を送っていた。
そんな折、ヴァルトシュテッテン男爵夫人(香寿たつき春野寿美礼 Wキャスト)の援助を得たヴォルフガングは、愛する家族を残し、全ての束縛を絶つために、故郷ザルツブルクを飛び出し、音楽の都・ウィーンで成功を収める。
ありのままの自分を受け入れてくれるコンスタンツェ(平野綾ソニン Wキャスト)との愛を育み、全てを手にしたかに見えたが、ヴォルフガングの人並み外れた行動は、愛する人たちから理解されず、逆に心が遠ざかる結果となる。
全ては“音楽の才能=アマデ”に支配される運命にあることに、ヴォルフガングは気付き始めるのだった・・・。





ホントに問いかけてくる作品。問題提起で終わる作品って、こんなに見るのしんどいんだ…私的には、サイゴンよりしんどいです( ̄▽ ̄;)どう感想に書けばいいか分かりません。
ヴォルフと関わり、変化をもたらし、もたらされた人たち一人一人の濃い人生が見えて、悲しくなりました。色々ぐるぐる考えるけど分からない。
何が幸せなのか?
ヴォルフガングの血がなくなったのは、周りの人たちが彼(の才能)を誇りに思い、見せびらかしたい気持ちがあったから?人々のそういう感情(表に出ない傲慢と言うのか)が彼の血を搾取してしまったってこと?

やっぱり、一番純粋にヴォルフを愛していたのは、コンスタンツェかな。彼が大好きで、彼のインスピレーションになりたくて、なれなくて、ムシャクシャするし、独りぼっちは寂しくて、ダンスに出掛ける…
私はコンスタンツェには絶対なれない…ヴォルフみたいな旦那さんご免なさいだわ…←聞いてねえ

パパについて。恐ろしい歌詞だと小耳に挟んでいた「心を~」の歌詞があまり聞き取れなくて(1幕は全体的に歌詞やセリフが聞き取れなかった。席のせいかマイクのせいか分からないけど、2幕は直ってました。)、以外と父親らしい所あるくない?と思いました。前評判で色々恐ろしい想像し過ぎたのかな(笑)
パパも息子を見せびらかしたい気持ちはあっただろうけど、家族のために収入を安定させないとだし、浪費家で、誉めるとすぐ付け上がる息子が堕ちていくのを見たくなくて…それが息子を支配下に置くことになり、さらに息子の反発を生むっていうのが見ててしんどかったなぁ(-_-;)お互いへの負の気持ちがじりじり大きくなっていくのが分かった。凄かった。

作中で一二を争う辛い思いをする人物は、ナンネールだと思います。
幼い頃から一緒に遊んでた大切な弟だけど、弟の才能はずば抜けていて、自分は敵わない。弟の勝手なウィーン行きで自分の結婚資金はなくなる…でも大切な弟だから彼の成功は素直に嬉しいし、旦那がヴォルフに金を工面してもらおうとするなら嫌がる。
「弟は自分にとって邪魔な存在であり、大切な存在でもある」って思ってる(であろう)彼女の気持ちは、私も弟を持つ姉として凄く共感。
観劇後、由美子ナンネの「終わりのない音楽」をよく聞いているのですが、
「もし私が男なら音楽を続けた」の所でぐわあっとなります。

ヴァルトシュテッテン男爵夫人は温かく優しいけれど、彼女もどこかウィーンの人々にヴォルフの才能を見せびらかしたくて「どこに行くの?(逃げるの?だっけ…忘れた)」の会話があったんだろうな…あそこの男爵夫人は怖かった…

ヴォルフガングが最後にアマデに自分を殺させたのは、早く「才能」から解放されたかったから?
自身の「才能」に大いなる自信を持ち、たくさんの人に見せびらかしたいし、自分を支配しようとする父から離れて自由に楽しく生きたいし(このフレーズでロビン@レディ・ベスが思い浮かんだ。イクティー!)、
だけどやっぱり、生活に困窮するようになって、だれかしらに支配下に置かれるし、手元に置きたがられるし…
結局、自由に生きる道を奪っているのも「才能」だった…てこと?だから、「お前なんて居なければ良かった」「俺を殺してお前も死ぬ」のか?
才能とは悩ましいものですな…凡人には理解できまへんが(*_*)
「才能」=“影”?才能にとらわれて自由に身動き出来ないのか?
「才能」から解放されて自由になりたかった…のかな?


☆☆☆


ヴォルフガング☆井上芳雄さん



ただヴォルフガングとしてそこに存在していました。過去公演のレビューでよくあった「苦悩するヴォルフ」(アッキーの存在が大きかったのかもしれない)というより、何も背負ってない、ただただ「ヴォルフガング」でした。ラストにふさわしい、井上芳雄の完璧なヴォルフガングだったと思います。なんかもう、全部がヴォルフだったから、あんまり書くこと無いです…。彼のラストに立ち会えたことに感謝!

カテコにて
芳「オケの皆さんに盛大な拍手を!…僕にさらに大きな拍手を!!(芳雄節炸裂)」

芳「アマデから挨拶があります!」
日浦アマデ「おおきに~!(ぎゃんかわ)」
~おんぶで退場~
芳「(幕に入る直前)ほなまた!(ぎゃんかわ)」
生まれ変わって芳雄さんのお嫁さんになりたかったら、今からどういう生き方をすれば良いだろう(真顔)


オポルト市村正親さん


厳格な父親がぴったり。カテコはポーズ取ったりしてお茶目で可愛いイチゴケーキ

歌は特にファルセットが素敵で、聞き惚れましたキラキラ


ナンネール☆花總まりさん



まるでお人形!衣装もすべてよくお似合いで(^○^)
見れば見るほど由美子ナンネが見たくなった(未見なのに)…ごめんなさい。CDで我慢我慢。
私的に地声でいってほしい所も裏声で、あれ!?ってなっちゃった。CDの聞きすぎか…。お花様のナンネールとして見られなかった自分が残念。
でもやっぱり「お花様マジお花様…!(平伏す)」のは、喪服でパパの死を告げに来る場面。あまりの美しさにハッとし、セリフを聞いた瞬間「エリザベェェェト!!!」ってなりましたヘ(・o・Ξ・o・)ヘ
少女時代との違いがホントに凄い…お花様の老け演技(語弊)大好きです。
お花様はやっぱり、ナンネールよりエリザベートがハマるよなぁ(日本初演だから当たり前ですが)。


コンスタンツェ☆ソニン



痺れました。かっこよすぎ。誰よりもイケメンなパフォーマンスでしたソニンたん…。あと顔が可愛い。そしてスタイル!めっちゃ細い訳じゃないけど、女性らしい肉感的なムチムチで、めっちゃ憧れる…。あれがマシュマロボディか…!
コンスタンツェの衣装って可愛いなぁぺこウェーバー家の宿、プラター公園(頭のリボンが超可愛い)がめっちゃ好きだったあひるそれ以降は、本当に衣装が暗い色になって行く…。

「愛して~」では声量を絞ってしっとり、二人で歌うサビはしっかり聞かせてくれました。あんなにしっとりしたこの曲は初めて。素敵っ!!!
「ダンスは~」は、本当にその時間、彼女だけのものでした。圧倒的劇場支配力。低音の囁きからの、感情の爆発と共に声量もはち切れんばかりに。2番サビの「ダンスは~♪」でくるくる~って前に出てくるのがかっこよかった~!最後の羽ペンにチューも、やっぱりインスピレーションになりたい気持ちがロマンチックに表現されてて素敵だった。好きだったんだよね。切ないなぁ…。
惚れたわ。思い出してもため息が出るほど(*'∀`*)v

演技については、初の観劇だからよく分からないのですが、皆が凄いと褒めるソニンタンツェを初めに見たのは吉か凶か…。
とにかく可愛い(ソニン談)あーやコンスも見てみたくなる。
「乾杯ヴォルフガング♪今夜も1人♪」と寂しげな歌声が頭をリフレイン…
また素敵な女優さんに出会えて幸せIソニンキム見てみたかったなぁ~


ヴァルトシュテッテン男爵夫人☆香寿たつきさん



香寿様の星金がやっぱり一番素敵上げ上げ大好きな玲奈ちゃんでも、香寿様には敵わないと思ってます。(関係ないけど、和音様のも大好きです!いつかやってほしいなぁWハート)
歌が本当にうまい…。なぜ高音を張り上げずに、優しく深みのある声で歌い上げられるのでしょう…。声質的な意味で、包まれてるような歌声。ドレスもお似合いで、セリフ回しも上品で本当に素敵だった!ザ・男爵夫人!大好きI


コロレド大司教山口祐一郎さん



ベスにて祐さまのセリフを聞き取ることを諦めていましたが、今回は大丈夫でした(^ー^)
ベスの少ない歌唱シーンでは分からなかった、祐さんの凄さを身に染みて実感。七色の声色、楽器みたいに響く声、叫び声は圧巻(叫びが上手な人大好きですキャハハ ex.笹本玲奈氏、原田優一氏、泉見洋平氏)!!歌唱テクが抜群で七色の声を自在に操り、難しい曲も音を外さない、伸ばしてもぶれない、ファルセット安定しててキレイ…うたうまーーーい!!!マント捌きもかっこよかった♪
馬車のシーンで揺れる祐さま、トイレ行きたい所の乙女薔薇な挙動が可愛かったです。めっちゃ笑ってもうた(笑)あとやっぱりイケメンっす!


アマデ☆日浦美菜子ちゃん

めっちゃべっぴんさんおんぷ声も可愛い♪でもやっぱり怖い…凄みというより、冷酷な目をしていたぜ…。


アンサンブルさん
いけやん(池谷祐子さん)超可愛い~Iサイゴンのときは美しいバディに釘付けじゅる・・(笑)で気が付かなかったんですが、めっちゃ顔小さい!多分ハンドボール位しかないと思う…。ドレス可愛かったな…好
寺元健一郎君もやっぱり可愛い!ベスのときもつい目で追っちゃう人だったけど、今回もソロもあって素敵な声でした。
有さん(杉山有大さん)、サイゴンの時よりイケメン度増し。めっちゃかっこよかった!有さんやっぱり歌上手いよな~クリス見てみたい。しかしヨーロッパ顔ではない。アメリカもしかり。
秋園美緒さん美人~!芳雄さんも褒めていらしたけど、ソプラノ美しい~きらきら!!さすが元宝塚、華のあるお方でした。
阿知波さんも武岡さんも吉野さまも(アンサンブルじゃないか)、芸達者で素敵~キラキラ吉野さまの存在の仕方が好きです。ターン華麗だった!あと樺島麻美さんべっぴんさんキラキラ
モーツァルトモーツァルト!」のアンサンブルさんたち絶品過ぎて、めっちゃ鳥肌立った…!この曲が一番好きかも。歌声の迫力、動き、、、全部好き!

M!はどの曲も大好きです。リーヴァイ最高!


とりあえず、芳雄さんのラストヴォルフ、お疲れ様でした!感動をありがとうございます!大好きLOVE

モーツァルト!舞台映像

☆☆☆


Recently…

題名のない音楽会、幹二さんも聖子ちゃんも素敵でした♪レミゼメドレー最高だった…二人ともレミゼ出て~(ToT)

tdv再演おめでとうございますキャッフゥー!駒田さんクコールはどうなるの!?とかもありますが、とりあえず浦井アルフ見てみたいな~。知念サラ見たいけど、もう無さそう(*_*)笹本玲奈様にサラをやってほしいと思ってるのは私だけですか…?だってスタイル抜群だし!歌えるし踊れるし!色っぽさだってあるんだもんんん!!

・いつになったら聖子様は帝劇カムバックするんかねぇ…。冬クリエもいいけどさぁ…。

☆写真、ストーリーは東宝さんより拝借☆

【生き恥曝し⑤】ファースト・デート 2014/12/5/Sat. ソワレ 大楽

ブログ移行に伴い、(以下略)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンケイホールブリーゼ
2F 2B列 センターブロック

超絶見易いお席でしたドキドキ



ニューヨークのレストラン。
緊張した面持ちの銀行員のアーロン(中川晃教)のもとに、
ケイシー(新妻聖子)が現れる。
二人は今日が初対面!
ダメ男に引っかかるのではないかと親友のレジー(古川雄大)と、
“完璧な姉”であるローレン(未来優希)はケイシーを心配している。
何やら恋愛に奔放そうなケイシーを前に、
アーロンの脳裏には結婚式当日に逃げられた
元カノのアリソン(昆夏美)の姿が浮かんでしまう……。
そんなアーロンに、彼の友達の肉食系男子ゲイブ(藤岡正明)は、
一歩踏み出すべきだと喝を入れる。
その場にいないはずの、親友、親、兄妹、元恋人の心の声に翻弄されながら、
お互いを探り合い、ぎこちなく会話を始める二人。
そんな二人を、ウェイター(今井清隆)も見守っているが―。


☆☆☆

ブロードウェイのコメディミュージカルって多分初めて見るんですけど、面白かったです!普通に声出して笑った!
軽快だけど強引じゃないストーリーで、ラストはほっこりさせられる♪楽しかったー!


アーロン/中川晃教

「ひーーーん!!!」

かわいい。かわいい。かわいい。うたうま!かわいい!←
びっくりした時「ひーーーん!!!」って言うの可愛すぎたわ・°・(ノД`)・°・
すみませんかわいい以外に何も言えません…。←バカ





ケイシー/新妻聖子

実はミュージカルで聖子ちゃんを見るのは初めて(コンサートと音楽劇だった)!
一人だけ声量飛び抜けてたお…
聖子ちゃんが歌う度に、「ああ!この声を聞くために生まれてきてんよ、うち!」とか思って聞いてました。クリアな高音痺れたぜ。大好きドキドキ
彼女の歌が聞けるだけでも行ったかいあった様なもんなんですが、ケイシーに共感することが多くて(ノ_-。)彼女のソロ「傷つかない」の歌詞に「やらない方が傷つかない」ってところがあって…私自身も、一歩踏み出して恥をかいたり傷つくのが怖くて、チャンスをスルーしたことが数えきれないほど…。だから、彼女が一歩踏み出したラストにはすごく感動したんですよ (p_q。))
ケイシーかわいいよおおお・°・(ノД`)・°・聖子愛してるー!!
とがってる聖子ちゃんも素敵でした!カッコいいメイク、髪型、服…聖子の本気を見た気分。オペラで聖子ちゃんのおみ足ガン見してましたIすみません (๑>؂σ๑)♡





ゲイブ/藤岡正明

大好きな俳優さんでしたが、やっと生で拝見~♪
やっぱり歌うまいよな~。美声を聞かせたと思いきや、ロックな感じで声もがならせて…芸達者!藤岡さんのマリウス@レミゼとかクリス@ミスサイゴンとか見たかったー!声をあれだけ使い分けられるなら、クリスは本当にぴったりだっただろうなぁドキドキ笹本玲奈ちゃんが、レミゼ時代、藤岡さんにクリスがぴったりだからやって欲しいと思ってて、カラオケで藤岡さんに無理やり(知らない歌なのに)サン&ムーン歌わせたらしいですね(笑)その後、無事キムとクリスとして共演できていますが(笑)
主役二人がまずい空気になった時の歌と元カレの歌、「はい失礼しま~す(ブォオオオ)」が好きだったww

「死ね!バカ!何で男がミモザサラダなんだよ!」


アリソン/昆夏美

エポニーヌ以来の昆ちゃんで、踊るのを初めて見たんですけど、超キュートドキドキ
運命の人」の昆ちゃんの…第一声…!
「あなたのそれがエッフェル塔みたいに立たなくていいの♪…てか見たくないし!」
可憐な声とかわいいお顔からの、ドスの効いた声と目玉ひんむいて白目になって(泣)銀歯(泣)私の知ってる昆ちゃん、まあまあ見当たらなかったドキドキ変顔でもかわいいんすけどね、、、

Googleガールはキュートだったし(キーヨさんがツイッター、未来さんがFacebook、藤岡氏がYouTube、ゆんさんがインスタのロゴをあしらった服を着てて、皆さん可愛かったドキドキ)、メガホン使ってた時の声が惚れ惚れするほど素敵だった!!
153センチでセミロング~♪とか、昆ちゃんへのあてがきかと思うほどぴったり。(昆ちゃんの公式身長は155ですが、そんなにあるかな?)
でもね。アリソンのキャラがあんまり分からなかったんです・°・(ノД`)・°・アリソンがどれだけ嫌な女かという具体例が数個ありましたが、私的にはそれがワガママ自己中、自分のルールで生きる女、に繋がるのかが謎だった。エッフェル塔(笑)ネタ、銀歯ネタ、結婚式の件(まあこれはダメだけど)。とりあえず結婚式ブチる最低な女!でも、ワガママはどこから来た…?自分の理解力の無さが嫌になる・°・(ノД`)・°・多分昆ちゃんのせいでも演出のせいでもないもん汗
それにしても、昆ちゃんは去年のレミより抜群に歌が上手く、声量も大きくなってる。いい声してるぜ!どこまでも伸びていくんだろうな。
今回、こんなに弾けた演技を見せていただいて、一皮向けましたよね♪ポニーテールもワンピも似合ってた音譜グロス塗ってる姿も可愛かった♪



「ごめんなさいアーロン…でも無理ィィィ!!!!」


ジー/古川雄大

実は私、彼に苦手意識がありまして。そんなに歌うまいか?声ちっちゃくね?とか思ってたし、でも、みんながみんな「ゆん美しい~♪」とか言うから…「キャーキャー言われて、何でいっ!!←」と勝手に意識してました←ww
でもね、生で見たらやっぱりイケメンだったし、思ってたより歌えてたし声出てた。あと、あんなにがなれると思ってなかった(これは昆ちゃんも)ので、いい意味でびっくり!
ジー声かわいいね!!聖子ちゃんも言ってたけど、どこからそんな声出るの~!!
ジーのラップは楽verで、音響さんに音を止めるだの止められないだの、わんわん男声で(笑)言って、結局最後「いつも(今まで?)ありがとう!」で締めてました(笑)いい子だねww
とりあえず、彼への苦手意識が消え去って良かった!



「じゃあねクソビッチ♪」
「ドブスちゃん♪」


ローレン/未来優希

うたうめぇぇ!!未来さんの星から降る金聞きたい~!!話し声も歌声もキレイ~♪
ローレンはもちろん、アーロン母と祖母も良かったです。お母さん切なかった…仕事を優先してしまう…って、現代社会に生きる母親なら自然とそうなってしまいますよね(T-T)
ローレンはいいお姉ちゃんだった。「傷つかない」の後の「でもやってみなきゃ」の一言とハグ…じーんときました(;_;)


ウェイター/今井清隆

まさかあんな結末になるとはww
踊れるキーヨかっこ良かったよ~♪
カードぶちまけたり(演技だけど)、苦しい態勢でストップしちゃうキーヨ、お茶目かわいい (๑>؂σ๑)ドキドキコメディキーヨドキドキ
歌も、さすがI深みある声♪牧師さん?役が一番ハマってたんじゃ(笑)




☆☆☆

ラストの「待ってアーロン!」からの二人は微笑ましかったじゅる・・ここら辺のケイシーは、ヒロインぽかった!最後に、アーロンは勿論、ケイシーが一歩踏み出すことができて本当に良かったIほっこり心暖まりました♪
ただただ笑って、楽しめて、ほっこりできる…素敵な舞台でした!

☆☆☆

千秋楽ということで、スペシャルカーテンコールがありました♪
千秋楽を見たのはIめてですが、こんなに楽しいものなんですね!!

はじめに、キャスト7人のサイン入りプログラムが7人のお客さんに当たる~とのことだったのですが…
突然アッキーが、藤岡さんに司会を丸投げドキドキ昼公演で頭真っ白になっちゃったから、舞台上に藤岡氏にパスするという暴挙に出てしまったそう(笑)

そして、キャスト全員から挨拶!うろ覚えですが!

古川くん→ごめんなさい、あんまり内容覚えてないけど、とりあえず声張ってました!(笑)東京楽では声が小さすぎて、キャストの誰も聞き取れなかったらしく、今回は頑張ったそうです(笑)声を張る古川くんに、キャストはめっちゃ笑ってました(笑)「普段はあんな暗いのに←、役になるとあんなに弾けられるのはすごい。役者だね!」Byアッキー
藤岡氏の無茶ぶりで、レジーの歌を披露。替え歌で千秋楽versionでした。ありがとう~♪って言ってた(笑)

昆ちゃん→笑いの厳しい大阪の皆さんに受け入れられて良かった~的な感じ。昆ちゃんはナウでヤングな感じだなぁ♪永遠の女子大生みたい!走り方可愛かった。
アッキーにかわいいかわいい言われてたね(笑)
アッキー「アイドル的存在!プリンス…違うプリンセス!ニューカマー…違う!」
聖子「ヤングって意味ね(笑)」
聖子ちゃんも「昆ちゃん昆ちゃん~♪」ってルンルンしてました(笑)
笑うときに口を押さえてるのに、凄まじい女子力を感じました。メラメラ

未来さん→すみません、「カァッ!!!」のインパクトがでかくて覚えてない( ̄▽ ̄;)
出待ちの時、爽やかに「お疲れ様でした~I」って歩いて行かれました♪すごーく美しかったですIしかも、エレベーターで男性が乗ってきたことに気付かずドアを閉めてしまって、「あっすみません!閉めちゃって!」って謝ってて超チャIミングでした。絶対好い人。あんな大人になりたい♪
「この人無しでは、この作品は仕上がらなかった!」Byアッキー

藤岡氏→「明日からこの人達と会わなくて済むと思ったらせいせいします!(キャストから「ちょっと~」「えー」の声)冗談ですよ?寂しいから言うんですよ?」って感じ。アッキーとは同い年で、デビューも同じ頃らしい。アッキーとも聖子ちゃんとも普通に友達!って感じ。盛り上げ上手なムードメーカー。
「いろんな音楽があるミュージカルでしたが、この人のおかげで締まった」Byアッキー

キーヨ→噂通りちょっとずれててかわいい。カテコが長いのを気にして「皆さんトイレに行きたいでしょうし…」それは良いんだよキーヨwwミューヲタたちは、あなたたちを見る為ならいくらだって待てますよ。←語弊
若い人達に引っ張ってもらって…と謙虚なキーヨ。素敵です。年上ぶらない素敵な方なのだろうと容易に想像。

聖子たん→アッキー「全幅の信頼を寄せて一緒に創っていきました。愛してるよ!
するめ「キャアアアアアアア(心の声)」
聖子「Thank You. I love you too!(めっちゃ笑顔)」
するめはきゅん死にました\(^o^)/
この作品は、お客さんによって全く違うものになるそうで、おべっかでなく、今日は素敵な公演でした~さすが大阪ラブラブって言ってくださいました(^○^)嬉しい!!
聖子ちゃん、めっちゃかわいい声できゅんきゅんドキドキ
でも、アッキーに↑と紹介されてる間、照れたのか分からないけど耐えきれずに「ハッ!」って笑ってました聖子かわいい。笑い声でかめの聖子様愛してるよー!

アッキー→とにかく全てに感謝されてました。いろんな意味で柔軟性のある、素敵な座長さんI



常に笑いあってて、素敵な空間に立ち会わせていただいた~って感じです(*^▽^*)いいカンパニーだったんだろうなドキドキ

\DVDでませんか/

ミュージカル「ファースト・デート」舞台映像






結局、仕上がるのが遅くなって、、、
今さら誰得だよ、この記事( ̄▽ ̄;)

明けましておめでとうございますI
今年もミュージカル充しますよ~(^O^)/

それにしても、平田愛咲ちゃんのジャスミン、見たかったぜ!(突然)

今年もよろしくお願いいたしますドキドキ


    IするめI

【生き恥曝し④】アルジャーノンに花束を 2014/10/18/Sat. マチネ

ブログ移行に伴い、当時17歳の小娘が書いた記事を持ってきました。恥。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンケイホールブリーゼ
1階D列下手側

ミュージカル「アルジャーノンに花束を

☆ネタバレ(原作も含む)注意です☆




浦井チャーリーの笑顔は偉大。頬袋。←
人を幸せにする、ぴかぴか笑顔。私も幸せです。泣いたけど( ̄▽ ̄;)
_<)幕が開いたときの笑顔で、ああ…浦井君…って気付くくらい。
彼の笑顔=チャーリーの笑顔。チャーリーは、初めも終わりも、あのぴかぴかな笑顔でした。
あのラストから直ぐにカテコ出来るのも凄いな( ̄▽ ̄;)捌けようとする安寿さんを引き留めたりしてて、可愛かったですww
ぴかぴか笑顔のチャーリーからの、どんどん知識を得たチャーリーのイケボが…イケメンボイスが…!!あと、そっちのチャーリーがよくしていた、「ボソッと呟く」っていう演技がうまい。凄く賢い人を見た、と感じました。
でも、演じている中のどこかに「浦井君」を感じさせる。それが逆にリアルを感じさせるのかも…。役を自分に沿わせるタイプなのでしょうか。
吐息混じりの声が素敵だなぁ。最後の「アリス…」(たどたどしかったっけ?記憶が~)で、劇場内の空気が一瞬止まったかとさえ思うくらい、客席は引き込まれてた!私も息を止めてしまったし、一瞬の静寂に飲み込まれるっていうのは、ああいうことなのかもしれない…これぞ生の舞台の醍醐味。グッと来ました。うまく言葉に出来ないのがもどかしいなぁ(*_*)
最後の台詞は、全てが完璧だよぉ~(T-T)
賢いチャーリーといつものチャーリーの演じ分け(特に、2つの人格が交互に出てくる場面)には脱帽です。帽子浦井君って凄いなぁ…混乱してるときとか、寄り目になってたもん。あと、白痴(というワードを使って良いのか存じ上げませんが、すみません)の演技…しゃべり方とか独特な手の動かし方とか、、、感心してばかりです。
フェイとのシーンはめっちゃドキドキしました( ̄▽ ̄;)色気のギャップショック!
浦井君のチャーリーを見られて、本当に良かった!

森さんも凄かった。ダンスが凄いのは勿論、演技も出来る。どこのシーンか忘れたんですけど、笑顔が凄く可愛かったんですよね(^^)カテコでにっこにこしてたのも可愛かった。

安寿さんが登場するやいなや、美人過ぎてびっくりした(笑)歌も美しい♪心優しいアリス…(^^)
そういえば、原作とちょっとラストが違う…?私的には、もっと悲しいラストだった印象。チャーリーとはもっと深い恋仲で、手術前の頃に戻ったチャーリーに「キニアン先生」と呼ばれて泣き出してしまったんでしたっけ?ミュージカルのラストはもっと爽やかで、チャーリーの「アリス?」という戸惑いの後、「キニアン先生」と呼ばれても、アリスは笑顔。温かく迎え入れて、また頑張ろう!って感じでした。
好みとしては原作版だけど、こっちも全然ありです。むしろこっちの方が爽やかな感動で良かったかも!

良知くんは、想像以上に歌える子。個性的な声ですね!ロミジュリの動画で聞いてたのと同じ声~♪もう少し強い声帯とか声量があればトゥイ@ミスサイゴンを演じて欲しい位には、「何か危ない奴」「危険な香り」を漂わせた佇まい…。これは本人の天賦の才なのでしょうか!?素敵です!

宮川さんは、さすが!元マリウス@レミゼ!美声だし、声量凄いし、深みがある!
素敵なマリウスだったのでしょう…容易に想像できます(笑)むしろ、今でも出来そうな位美声です!!

桜乃さんは、何度も見ている、宝塚時代の「ミー&マイガール」のサリー(ミーマイ好きなんです)、この間テレビで聞いた美しい歌声、まさにそのままでした。
母親らしい声、ヒステリーを起こす声、若い女性の声…声の演じ分けが素晴らしかったです。

フェイは魅力的であっぱれです(^○^)この役は、演じ方に依っては全くチャーミングでなくなると思うんですよ。
私が本で読んだときのイメージではあんなはっちゃけた感じじゃあ無くて、大人っぽくて色っぽいけど、色々ブッ飛んでて危なっかしくてほっとけない、憎めない女性。チャーリーは、彼女に惹かれたというより、(無意識に)引き付けられた、という印象です。
でも、秋山フェイはしっかり魅力的で、チャーリーも彼女をかなり魅力的に感じていると見えました。私は秋山フェイみたいな子、好きだなぁ(^○^)…深く関わりたくはないけど。←   素直だし(^^)アリスが彼女を誉めたのはよくわかります♪

高木心平さんは、演技に好感!!とっても自然。いい声してました。舞台らしいオーバーな演技ではないのに、しっかり客席にも届く演技をしていらしたと思います♪ただし、歌はもうちょいがんばろかドキドキ

吉田萌美さん、かーわーいードキドキミニー最高d=(^o^)=bアルジャーノンと戯れて、一緒に揺れてたり可愛かった(*^.^*)
幼少ノーマも良かったです。チャーリーのことが本当に疎ましそうでした。いつもチャーリーばかりの両親に誉めて貰おうと、必死にアピールする場面とか、痛々しい位…(T_T)
桜乃さんが成長したノーマを演じていて???となったけど、ああいう演出なんですね!納得!幼少ノーマとしても喋らなければならなかったんですね!
どこかの学校の優秀な方なんでしたっけ?ダンスも素敵だったし、これからの活躍が楽しみですね♪

とにかく、浦井君のチャーリーを見られて良かった!出演して下さってありがとうございます・°・(ノД`)・°・
オギーも、何年も前に浦井君をチャーリーにキャスティングしてくださって、そして今のタイミングで再演をしてくださって、ありがとうございます!!
素敵な舞台でした。とにかく感謝の気持ちでいっぱいです。

【生き恥曝し③】シェルブールの雨傘 2014/9/27/Sat. ソワレ

ブログ移行に伴い、当時17歳の小娘が書いた記事を持ってきました。恥。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンケイホールブリーゼ
2階2H列センターブロック


ベスやサイゴンほどの満腹感はない\(  ˆoˆ)/\(ˆoˆ  )/申し訳ないけど、値段に見合うほど満足出来なかった…

音楽はやっぱり美しかったキラキラダンスもきれいキラキラオルゴールのメインテーマは、切なげでこれまた美しい音楽でしたが、若干ホラーっぽくもあった(笑)

セットも、私の数少ない観劇経験の中では、かなり面白いものでした(*´∀`*)雨の演出も雪の演出も、キラキラしてて、女性の演出家さんらしい演出でした。キラキラきれいだった…

衣装は、映画をかなり参考にしたものだったので、とてもフランスっぽくて可愛かったです☆日本にはない色使いだよな~
シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」どちらも、服も部屋も日本でなかなかない色使いで乙女心がくすぐられますドキドキ

そして、ブリーゼの座席につくと、ダディが見たくなるマジック☆ジルーシャとジャーヴィー坊っちゃんに会いたいよ(´□`。)

もともと映画が結構好きで、ドヌーヴの美しさにひれ伏し、マドレーヌにきゅんきゅんし、ファッションとお部屋の可愛さに完全にやられていました。ストーリーは…今まで見た映画の中でも、「思わず『あーあ』と言ってしまう映画ランキング(←ねーよ)」の上位に入りますね…切なさ半端ない。でも、嫌いじゃないです…ドキドキ


☆ネタバレ、辛口、長文注意☆





とりあえず、好きなシーンを。

映画では(多分)描かれていなかった、ギイとジュヌヴィエーヴの出会いのシーン、とっても素敵できゅんとしました(*^▽^*)芳雄さんの紳士モード発揮してからの、ジュヌヴィエーヴとドーン(少女マンガあるある)!!まるで絵画のようで、飛んで行く傘の軌道さえも美しかったですキラキラあの映像欲しい…| 壁 |д・)

ギイとジュヌヴィエーヴのおデートでの、「ねえ、ここ」のシーンドキドキ映画でもきゅんきゅんさせていただきましたが、舞台でもバッチリ再現されていましたキラキラそのあとの「キャハハ♪」って野々さんが抱きついてからの、二人のラブラブモードはごちそうさまでした\(^o^)/

一途に、変わらぬ愛を信じて歌う芳雄ギイの後ろで、彼ののいないところで、カサールとジュヌヴィエーヴの話が進んで行き、結婚式まで挙げられているのを見るのは、痛々しかったです…。そのときは、ギイがキム@ミスサイゴンに見えたほど( ̄▽ ̄;)

映画でも大好きだったシーン、カフェでのマドレーヌとの会話ドキドキあそこは本当に、ほわほわしてて可愛らしいドキドキ見てるこっちまで癒されるシーンですキラキラ以下、全くあてにならないうろ覚えの、可愛い会話抜粋↓
「幸せかい?」
「言わなくてもわかるでしょ?」
「幸せって言いなよ」

「もし、君が良ければ…なんだけど、僕と一生生きて欲しい」
「…」
「なぜ泣いてる?…傷つけた?」
「違う…怖いの」
「この僕が!?」←するめきゅん死


ギイ☆井上芳雄さん

やっぱり素敵です芳雄さんはああああ (*´∀`*)←急にファン発動
やっぱり声量すごいな~!!歌うまいな~!!

そして、どうしてあんなに、飲んだくれの演技がうまいのか(・ω・)bすごく良いと思います(・ω・)b

しかし、やはり特筆すべきは、

     ちびっこと戯れる芳雄さん

であります!
噂通り、子どもの扱い手慣れてるなぁ~(〃∇〃)舞台上なのに、二人ともとっても楽しそうだった♪だっこも自然♪素敵過ぎて、オペラグラスの奥でニヤニヤしながら見てましたヘ(・o・Ξ・o・)ヘ←自白

とりあえず、するめは生まれ変わったら、芳雄さんの嫁になります。←無理や


ジュヌヴィエーヴ☆野々すみ花さん

可愛いドキドキ衣装もかわいかったし、よくお似合いでした星
けど、声が小さかった…(;´д`)可愛い声なんだけどな~
演技はくささ0で、好感ドキドキ


カサール☆鈴木綜馬さん

そーまさん歌うまーーー!!!めちゃめちゃ響く!!
綜馬さん素敵過ぎました… (///∇//)超ダンディードキドキ私がジュヌヴィエーヴなら、あの大人な魅力にやられて、もっと早くにホイホイ行っちゃうぜ!(←)髭がお似合いでドキドキ黒いハットに外套、タバコをふかす姿のかっこよいこと!!
芳雄さんと一緒に歌うところは、「うおー!初演ハプスブルク親子ー!!」とテンション上がりました(笑)そーまさんのフランツ見てみたかったな~
優しさと大人の魅力どちらも感じさせる、素敵な演技でした…


マドレーヌ☆大和田美帆さん

大好きなマドレーヌドキドキ前回はANZA様が演じられていたということで、写真を見るとぴったり過ぎて驚きました。かわいいよねANZA様(///∇//)
そして、今回の美帆さん!前評判通りの、とっても素敵なマドレーヌでした☆映画のマドレーヌと同じ位好きですドキドキ

声かわいいのに、安定してて、よく聞こえるし(すみ花さんのあとに聞くと余計…)、ビブラートもきれいキラキラコゼットやって欲しい星

演技も、細かいところまで心がこもっていて素敵でした。大人しくて、ギイのこと好きなのかな?でも、表には出さず、密かに思っている…といった完璧な演技を見せてくださいました。特に好きだったのは、ギイにほっぺにちゅーされた時の、嬉しいんだけど、やっぱり本当の彼の思い人は自分じゃない…切ない表情。もうひとつは、戦争に行くギイのコートを寂しそうにさすって、そのあと何事も無かったように、コートをギイに渡すところ。胸を打たれました…。

マドレーヌのシンボル(多分)、艶々ロングヘアにカチューシャもよくお似合いでドキドキ衣装は、特にカフェのシーンのものが素敵だなと思いました♪ミートグリーンよりもう少しビビッドな色のワンピース(♡˙︶˙♡)あんな色のワンピ欲しいな♪


エリーズ☆出雲綾さん

なんて素敵なお声~♪好きだな~♪
カテコで元気に登場なさっていて、安心しました( ̄▽ ̄;)←


エムリー夫人☆香寿たつきさん

全てが素敵です。エレガンス!気品!なところもありーの、コメディエンヌな可愛らしい面もちらほら感じさせる…近所にいて欲しい素敵なご婦人☆

歌も素敵~♪そして、びっくりする位、お衣装がお似合いで!特にボルドーの2着が似合ってらしたと思います(*^o^*)

モーツァルト!が更に楽しみになりました♪


フランソワ☆すみません、お名前が…

超可愛かった☆芳雄ギイと遊んだり、抱っこしてもらったり…見ていてすごく和みましたヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
芳「サンタさん来るといいな!」
子「(少しの間) うぅーーーん!!!(無駄に元気な大声)」←誉めてます汗
可愛かったな~o(〃^▽^〃)oその時だけ、場が和んだのを感じました(笑)

☆☆☆

芳雄さんから初日挨拶がありました!!
「前回の大阪公演ではシアターブラバという劇場で、そして今回はブリーゼ、という似たような名前で…」
「オケピがないので、楽屋廊下のようなところでオケに演奏してもらっています。オケピがなくて別の場所で演奏…というのは、ブロードウェイではよくあることらしいですよ。僕たちも、ブロードウェイ形式でいきましょう!(笑)」

さすが芳雄先輩ww

☆☆☆

サイゴンに続き、戦争によって引き裂かれる愛を見ました。戦争ってほんといいことないですよね。

そして、変わっていくことは大事ではあるけど、変わらないものも大切だし、変わらないって素敵なことだと思えました。
戦地で数年を過ごして、シェルブールに帰ってきたギイにとって、自分の周りが変わっていたことはとても辛いことだったと思います。自分だけ置いていかれて、取り残されて…
そんな中、マドレーヌだけは昔と変わらない。ギイは安心したんでしょうね…。ギイに限らず、男性は最終的には、刹那的なものより安心できるものを求めるのでしょうか。

私自身も、環境が大きく変化する時、例えば大学入学とか、新しい職場とか、独り暮らしとか…、周りで起こる変化にわくわくしたり不安になったりするんだろうけど、
家族みたいな変わらないものに安心を感じたり、安心が恋しくなったりするんだろうなぁ。


長文お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m

【生き恥曝し②】ミス・サイゴン 2014/9/15/Mon. マチネ

ブログ移行に伴い、当時17歳の小娘が書いた黒歴史ブログを持ってきました。恥。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3階3列下手側



めちゃめちゃ遅くなりましたが、2回目のベトナム~\(^o^)/
授業中も、キムの悪夢のメロディ(玲奈ちゃんボイス)が頭をぐるぐるするようになってしまいました\(^o^)/
キムと同じ年の、17歳で初めて~♪この作品を観劇できて、運命すら感じてます。私にとって、ファーストインプレッションがレミゼよりずっと大きな作品です。
今回は、初見ほどの迫力、爆発力は感じませんでしたが、良かったですドキドキぶっちゃけ知念ちゃんのために見に行きました\(^o^)/初見より前の席だったので、表情がよく見えたし、初見で聞こえていなかった台詞も聞き取ることができました。

☆長文、ネタバレ注意です。結構躊躇なくストレートに書きました。キャストの比較もしてるので、前回より長いです…☆


キム☆知念里奈さん

序曲でキムのシルエットが映し出されるのがグッと来る。キムだぁ…!!みたいな。
里奈ちゃんは、声も発声の仕方も特殊。かわゆい声なんだけどキンキン声とも言えるので、苦手な人もいるのはわかるけど、私はやっぱり好きだなぁ ٩(ˊᗜˋ*)و聞けば聞くほど好きになる声ドキドキ
声量は玲奈ちゃんに比べれば劣るけど、声が通るからあんまり気になりませんでした。
好みはやっぱり玲奈ちゃんかな~

ヘリのシーン「ああクリス~♪」の爆発力は、やはり玲奈様最強だったんだな( ̄▽ ̄;)
でも、デュエットは知念×上野ペアのが良かった!初々しさにびびったもん(笑)笹本×原田ペアは、熟年感あったもんな( ̄▽ ̄;)

そして、知念キムの抱きつき方が好きです。「サン&ムーン」とか、まるで女の子がむぎゅっと父親に抱きつくような…手の位置とか私的にドストライク♪抱き返したくなる度100%!

「世界が~」では、
・玲奈ちゃん
   抱っこ→眩しい笑顔
   ぐるぐる→「キャッキャッ٩( 'ω' )و」ってはしゃいでクリスを振り回してる。
・知念ちゃん
   抱っこ→幸せを噛み締めるような微笑み
   ぐるぐる→二人でアハハウフフ♪リード権は知念⇒上野。
ということで、タムが出てきてからの演技が好評な知念キムですが、その前の演技も好き~ドキドキダブルキャスト面白い♪知念ちゃんは、演技も歌もめちゃめちゃ上手な訳ではないと思いますが、ド直球な演技、レーザー光線かのごとく心を突き刺す歌声…弱いんですよ~私(இдஇ; ) (玲奈ちゃんの歌声は、心を5本の指でガーッとかっ切られる感じ←すんごい誉めてます)

トゥイ登場シーンで、「トゥイ…」って呟くの良かったなぁ。ボキャ貧過ぎて、良かった理由がうまく言葉にできないのが辛い( ´•̥ω•̥` )思いやりというか、優しさというか、情?反対に、玲奈ちゃんは結構トゥイ嫌いな感じなのかな?(「違う!」「いや!」とかの言い方が好きだったな~)と思ったのですが、どっちもいいなぁ~

タム登場からは、さすがリアルお母さんドキドキ抱っこが手慣れてる~♪タムへ語りかける口調の優しさが好きです。二幕の「タム引き取ってよ」の所は、本当に泣いてたんじゃないかな?涙声でめっちゃぐすぐす言ってた。゚(゚´ω`゚)゚。

死に際にクリスに抱かれてるときは、一幕でクリスに抱っこされてるときと同じ微笑みをたたえていました。クリスの口元を指でクイクイってして、キスをねだっているのが何とも可愛かったです。

今期拝見したキムは二人とも、強さと儚さを兼ね備えていて、心を揺さぶられました。しかし、叫びに関してはやはり玲奈様最強。


クリス☆上野哲也さん

声がよく通るし、歌うまーい♪(←当たり前)ガタイの良さが素敵ドキドキ写真で見るよりずっと男らしさプンプンで、かっこ良かったです♪キムとのデュエットは心地よいハーモニー♪でも、原田クリスに軍配が上がってしまう…「キィィィム!」の叫び(一級品だと思ってる)、エレンへの逆ギレ、キムのことを話す所、原田君の演技の方が心を掴まれた。

ユニコーン」で、「いいかしら?」に対して「もちろん!」がええ声過ぎた。洋画のええ声のアメリカ人のようでした…ちなみに原田君は呟くように「もちろん。」

エレンに「夜中にキムの名前叫んでた!むかっ」って言われた時に、「気にすんなって…!」って言ってたのはだいぶイラついた(^^)初めてクリスにイラついたわ。ここは優一氏の如く、「だってぇ…」って小動物みたいな顔して、何も言わずに抱き寄せようとしてくれる方が嬉しいっすな←
でも、「~た男の生き甲斐は、君…」の「君」の言い方は良かった!ついさっきまで怒ってたのに、本当に泣いてるみたいな弱々しさ。
キムの死シーンでは、原田君がおでこコツン(キスしてたのかな)で閉幕、上野さんは悲しい顔で項垂れて閉幕だった。どちらも違っていいクリスでした。


エンジニア☆駒田一さん

うたうま☆身軽☆笑いが取れる☆三拍子揃った素敵なおじさまでした\(^o^)/アメドリ、筧さんと歌い方とかも全然違うけど、面白かった♪ボインボインボイーーーンとか笑いました…( ̄▽ ̄)大阪のアドリブありがとうございます!!!忘れたけど!!←
お札にチューはしてなかった!エンジニア二人とも好きだわー(*´□`*)♡


ジョン☆上原理生さん

ハイ出ましたナイス低音~\(^o^)/台詞あんな通るのに、あんな色気たっぷりなのおかしくないか…私もジジになって岡様や理生さんに抱っこされた(ry←痩せろ
ドリームランドで岡様タンクトップ着てたっけ?上原さんの腕筋半端ないドキドキ岡様サックス吹いてたっけ?サックス素敵~ドキドキ女子はあれでイチコロだろうな~♪



ブイドイの歌い方も全然違う。全く別物みたいに新鮮だった。岡様ってあんな動いてたっけ…って位動き回ってた。
「キムの気持ち考えろよ」の時は、全力で「それな」でした( ˙-˙ )ウンウン


エレン☆木村花代さん

実は、前日まで三森さんだと思ってた…のはどうでも良くて、やっぱり高音美しい…☆ミ「望むのなら~」辺りでウルッときた。私がエレンの立場ならどうするだろうと考えました。初見ではそんなこと考えなかったのですが…でも答えはわかりません(*_*)


トゥイ☆泉見洋平さん

今回も閣下良かったです!毎回あんなハイクオリティ見せて下さるなんて流石☆
キムに「いや!」って完全に拒絶された時の困惑っぷりは、最早愛しく思える。可哀想な閣下(T-T)
知念キムは、閣下が倒れる前に支えてくれるんですね…いいわぁ…抱き留められた閣下の幸せそうな顔…!!手をキムの頬に沿えて(こんな状況にならなきゃそれが出来ないなんて、んもぉ~!!←号泣)必死に口パクパクして何て言ってるんだろう…
とりあえず、泉見トゥイ大好きです。神田トゥイも見たかったのですが、あんな完璧なトゥイを拝見できたので文句無いわ…


ジジ☆吉田玲菜さん

良かった~ナイスバディで歌うま♪いけやんは黒ボブの方が似合って綺麗だけど、玲菜さんは金ボブの方が似合ってかわいいドキドキ

☆☆☆

<最後のまとめ>
サイゴンは名曲ばかりですね…
私は、キムの悪夢が本当に好きです。あの玲奈ちゃんと原田君は一生忘れたくない。
キムと同い年なのに、自分は幸せな人生送ってるんだなぁ…。
華奢な体で激動の時代を生き抜いた、愛を信じて疑わないキムは本当に強い。まさに、泥沼に咲く蓮の花…。
戦争って何にもいいことないよ。

長文読んで下さり、ありがとうございます。

【生き恥曝し①】ミス・サイゴン 2014/9/13/Sat. ソワレ

ブログ移行に伴い、2014年(私は当時17歳)に書いたブログを持ってきました。本当に恥ずかしいのですが、当時の記録は恐らく貴重なので。あー恥ずかし。顔文字の使い方のダサさが時代。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



3階5列センターにて観劇。遠い!(笑)
フェスティバルホールはやっぱり広い♪音もいい♪♪
5500円以上のものを見させていただきました…最高のキャストだわ…


キム☆笹本玲奈さん

やっと拝見!我らがプリンセス!!実は、ミスサイゴン2012で彼女を見たくて見たくて我慢して、やっとこさ2014なので、本当に嬉しいです。私が玲奈ちゃんを好きになった経緯は、別の機会に紹介できればと思います。

一幕もすごかったけど、二幕がすさまじかった…「爆発」って感じ。
一幕ではやはり、原田クリスとのナチュラルなキスシーンに驚きました(笑)歌唱披露動画で見た、完全に出来上がった雰囲気の二人がそのままいました(笑)
サン&ムーン、世界が~、どちらも安心して見られました。生で見る方が、やはり笑顔がまぶしい…!命を~、も素晴らしい歌声と声量!あの歌一曲に、ひとつのドラマのような緩急(?)があって、うまく言えないんですがドラマチックで素敵だったんですっっ!!(やけくそか)
トゥイの死シーンの叫び…失礼ながら、叫ぶの上手
ですよね、、、見る人の心まで引き裂くような…鳥肌。

そして二幕。ヘリのシーンは圧巻の歌声…声量すごい!魂の歌声と呼ぶにふさわしい、背筋がゾワァってなるような、体が直に揺さぶられる歌声でした。
私は、ヘリのシーンが一番好きです。
また、サン&ムーン(リプライズ)の、愛を信じるまっすぐな歌声、声量、そして求めるような手を前に伸ばす動き…結末を知っているだけに、愛を信じて疑わないキムに泣かされました。
死に際のキムの、クリスに抱かれて嬉しそうな顔、セリフ(あんまり聞き取れなかったけど、タムのことよろしく的な)の言い方と、出会った頃に戻ったかのような少女のような声…キムがかわいそうでかわいそうでなりませんでした。

私はやっぱり、玲奈ちゃんの声が好きですね。声量あるし、本当にいい声。あと、なんてきれいな脚なんだ…!するめ、玲奈ちゃんの脚、好き!!← 背中もくびれもきれい…これからも追いかけたい女優さんです(((o(♡´▽`♡)o)))


クリス☆原田優一さん

歌うまーい!(当たり前)めっちゃいい声♪花代エレンとの会話「大丈夫?」「大丈夫(さ)!」とかさ、おまいら…吹き替え俳優でもやってんのかよぉ…(美声&イケメンボイスに驚きましたww)

やっぱり、ヘリのシーンとキムの死シーンの「キィィィィム!」の叫びが素晴らしかった。歌声の美しさとのギャップがすごい。私の涙腺を最初にぐいっと押したのは彼で、彼の叫びからボロボロ涙が止まりませんでした。あの叫び声、本当に好きだなあ。

エレンに逆ギレする所も、キムのことを全部話す所も、クリスの苦悩がぐいぐい伝わってきた。特に後者、苦悩する姿を見るのが辛くて、泣いてしまいました…。噂にたがわぬ「責められないクリス」「悪者にならないクリス」「許せるクリス」でした。私もクリスにたくさん感情移入してしまって、嫌いになれません。これはおそらく、優一君のおかげだろうなぁ。ヘリのシーンは、引き裂かれる二人がかわいそうで、二人ともに感情移入していました。


エンジニア☆筧利夫さん

面白かった!!3階席は、なかなかウケてましたよww歌も、(勝手に)想像してたよりずっと上手でした♪アメドリは見てて本当に面白くて楽しくて、その間だけはキムたちのことを忘れていました(笑)セリフの言い回し、表情、うまいなぁ~!魅力的!私のエンジニア像は、筧さんでがっちり固められました(笑)もちろん、歯も白かった←


ジョン☆岡幸二郎さん

岡様の素晴らしさを身にしみて感じました…(´⊙ω⊙`)プリンシバルの中でも、ずば抜けて声が通るんですね。聞いてて気持ちよかったです。歌声に感動しました。岡様をフェスティバルホールに放り込んだの誰ですかありがとうございますっっっ!!!美声なのに、がなり(?)もうまい。ブイドイで、オペラ使わなくてもすぐわかっちゃう岡様何者やの…アンサンブルと歌っても余裕で歌声が聞き取れる岡様何者やの…(するめは岡様初見です)レベルが違いました。ミュージカルをするために生まれてきた人、といわれているのを耳にしたのですが、本当にそうですね。


エレン☆木村花代

美しい歌声~♪高音きれい~♪メイビー素晴らしかったです!演技も好きでした。自然で、誰の邪魔もしないような、相手(優一君)に沿わせるような…。優一君と歌う所(タム引き取ろうぜ!的な)の二人のハーモニーが美しくて、ずっと聞いていたかった(๑´∀`๑)声の相性がぴったりで、玲奈ちゃんとのデュエットよりも良かったかもと思うくらい!


トゥイ☆泉見洋平さん

いずみん好きだわー(大の字)。文字化するべきでないほどに好きだ。いずみんのドスの聞いた声、がなり(?)、大好物なんです٩(๑>∀<๑)۶たくさん堪能できてホクホク~♪叫びながら歌うのが上手!もともと上手いけど!叫びっぱなしになってなくて、ちゃんと上手いんですよ。すごいと思います。
…ここから不真面目モード入ります。

閣下テライケメンやわ~\(^o^)/うちも、いずみんに「共に行こう、妻よ」とか言われたい~(じたばた)全力でついてゆきます!←言われてねえ
あんな芋ボーイが人民委員長に…(T_T)頑張ったのね…
「2(3?)年間この日を待っていた…」の時のウキウキを隠した顔とか、嬉しさを隠せない目(このときはまだギラギラしてなくて、キラキラ←いつものいずみん)とか、切なかったな~好きだ!!タムを見て絶望する所も良かった。手下にキムを殺させようとして、やっぱり止めさせるシーンとか本当…(T_T)トゥイは普通に、好きって言えば良かったのになぁ…言えなかったんだよなぁ…
登場シーンの優一クリスとの歌バトル、玲奈キムとの歌バトル、ド迫力!声も通る!私、やっぱりいずみんめっちゃ好きです!!←


ジジ☆池谷祐子さん

いけやんの舞台メーク超好き╰(*´︶`*)╯♡ジジえっろい…素敵っす!!玲奈ちゃんも勿論ですが、いけやんの声、脚、好きだわ~♪あの二人みたいなナイスバディになってみたいわ(´•ω•`)アメドリの衣装ヤバすぎません?(笑)

☆☆☆

ひとつ残念だったのは、ルーム327の「失礼~」「メイドですか?」のくだりがほとんどセリフになってたこと!CDで聞いてて好きな所だったので、玲奈ちゃんの声で聞けると思ってたから、ちょっと残念。演出は変わっていくんですね。←いくつやねん

あと、女性アンサンブルは知ってる人多いはずなのに全然見分けられなかった(笑)郁代ちゃんはやっぱり一番目立つし、あと華花さん、可知さんしかわかんなかった…レイナちゃんどこや?(笑)

MODはやっぱり凄かった。私は、男声コーラスの厚みが好きらしい…

キムの人生に涙した数時間でしたが、当時はキムのような子が何人もいたんですね。戦争って何も良いことない。勝とうが負けようが、誰も幸せになれないじゃないですか…

本当に、この公演を観劇できた私は幸せ者です!ありがとうございます!!

15日マチネも楽しみでございます♪

こんな長文、もし読んでくれた方がいたなら、すごく心の広い方だ!ありがとうございました。