通わないミュオタの限界記憶備忘録

ミュオタ歴は長いながらも公演に何度も通わないほぼお茶の間ファンであるするめが、それでもそのたった1回の観劇体験を忘れないためにつける備忘録

【生き恥曝し④】アルジャーノンに花束を 2014/10/18/Sat. マチネ

ブログ移行に伴い、当時17歳の小娘が書いた記事を持ってきました。恥。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンケイホールブリーゼ
1階D列下手側

ミュージカル「アルジャーノンに花束を

☆ネタバレ(原作も含む)注意です☆




浦井チャーリーの笑顔は偉大。頬袋。←
人を幸せにする、ぴかぴか笑顔。私も幸せです。泣いたけど( ̄▽ ̄;)
_<)幕が開いたときの笑顔で、ああ…浦井君…って気付くくらい。
彼の笑顔=チャーリーの笑顔。チャーリーは、初めも終わりも、あのぴかぴかな笑顔でした。
あのラストから直ぐにカテコ出来るのも凄いな( ̄▽ ̄;)捌けようとする安寿さんを引き留めたりしてて、可愛かったですww
ぴかぴか笑顔のチャーリーからの、どんどん知識を得たチャーリーのイケボが…イケメンボイスが…!!あと、そっちのチャーリーがよくしていた、「ボソッと呟く」っていう演技がうまい。凄く賢い人を見た、と感じました。
でも、演じている中のどこかに「浦井君」を感じさせる。それが逆にリアルを感じさせるのかも…。役を自分に沿わせるタイプなのでしょうか。
吐息混じりの声が素敵だなぁ。最後の「アリス…」(たどたどしかったっけ?記憶が~)で、劇場内の空気が一瞬止まったかとさえ思うくらい、客席は引き込まれてた!私も息を止めてしまったし、一瞬の静寂に飲み込まれるっていうのは、ああいうことなのかもしれない…これぞ生の舞台の醍醐味。グッと来ました。うまく言葉に出来ないのがもどかしいなぁ(*_*)
最後の台詞は、全てが完璧だよぉ~(T-T)
賢いチャーリーといつものチャーリーの演じ分け(特に、2つの人格が交互に出てくる場面)には脱帽です。帽子浦井君って凄いなぁ…混乱してるときとか、寄り目になってたもん。あと、白痴(というワードを使って良いのか存じ上げませんが、すみません)の演技…しゃべり方とか独特な手の動かし方とか、、、感心してばかりです。
フェイとのシーンはめっちゃドキドキしました( ̄▽ ̄;)色気のギャップショック!
浦井君のチャーリーを見られて、本当に良かった!

森さんも凄かった。ダンスが凄いのは勿論、演技も出来る。どこのシーンか忘れたんですけど、笑顔が凄く可愛かったんですよね(^^)カテコでにっこにこしてたのも可愛かった。

安寿さんが登場するやいなや、美人過ぎてびっくりした(笑)歌も美しい♪心優しいアリス…(^^)
そういえば、原作とちょっとラストが違う…?私的には、もっと悲しいラストだった印象。チャーリーとはもっと深い恋仲で、手術前の頃に戻ったチャーリーに「キニアン先生」と呼ばれて泣き出してしまったんでしたっけ?ミュージカルのラストはもっと爽やかで、チャーリーの「アリス?」という戸惑いの後、「キニアン先生」と呼ばれても、アリスは笑顔。温かく迎え入れて、また頑張ろう!って感じでした。
好みとしては原作版だけど、こっちも全然ありです。むしろこっちの方が爽やかな感動で良かったかも!

良知くんは、想像以上に歌える子。個性的な声ですね!ロミジュリの動画で聞いてたのと同じ声~♪もう少し強い声帯とか声量があればトゥイ@ミスサイゴンを演じて欲しい位には、「何か危ない奴」「危険な香り」を漂わせた佇まい…。これは本人の天賦の才なのでしょうか!?素敵です!

宮川さんは、さすが!元マリウス@レミゼ!美声だし、声量凄いし、深みがある!
素敵なマリウスだったのでしょう…容易に想像できます(笑)むしろ、今でも出来そうな位美声です!!

桜乃さんは、何度も見ている、宝塚時代の「ミー&マイガール」のサリー(ミーマイ好きなんです)、この間テレビで聞いた美しい歌声、まさにそのままでした。
母親らしい声、ヒステリーを起こす声、若い女性の声…声の演じ分けが素晴らしかったです。

フェイは魅力的であっぱれです(^○^)この役は、演じ方に依っては全くチャーミングでなくなると思うんですよ。
私が本で読んだときのイメージではあんなはっちゃけた感じじゃあ無くて、大人っぽくて色っぽいけど、色々ブッ飛んでて危なっかしくてほっとけない、憎めない女性。チャーリーは、彼女に惹かれたというより、(無意識に)引き付けられた、という印象です。
でも、秋山フェイはしっかり魅力的で、チャーリーも彼女をかなり魅力的に感じていると見えました。私は秋山フェイみたいな子、好きだなぁ(^○^)…深く関わりたくはないけど。←   素直だし(^^)アリスが彼女を誉めたのはよくわかります♪

高木心平さんは、演技に好感!!とっても自然。いい声してました。舞台らしいオーバーな演技ではないのに、しっかり客席にも届く演技をしていらしたと思います♪ただし、歌はもうちょいがんばろかドキドキ

吉田萌美さん、かーわーいードキドキミニー最高d=(^o^)=bアルジャーノンと戯れて、一緒に揺れてたり可愛かった(*^.^*)
幼少ノーマも良かったです。チャーリーのことが本当に疎ましそうでした。いつもチャーリーばかりの両親に誉めて貰おうと、必死にアピールする場面とか、痛々しい位…(T_T)
桜乃さんが成長したノーマを演じていて???となったけど、ああいう演出なんですね!納得!幼少ノーマとしても喋らなければならなかったんですね!
どこかの学校の優秀な方なんでしたっけ?ダンスも素敵だったし、これからの活躍が楽しみですね♪

とにかく、浦井君のチャーリーを見られて良かった!出演して下さってありがとうございます・°・(ノД`)・°・
オギーも、何年も前に浦井君をチャーリーにキャスティングしてくださって、そして今のタイミングで再演をしてくださって、ありがとうございます!!
素敵な舞台でした。とにかく感謝の気持ちでいっぱいです。